▼薬物乱用防止教室 2007年7月23日(月)
  健康安全教育の一環として、全校生徒を対象に「薬物乱用防止教室」を実施しました。
  今年度は、講師にNPO法人北海道ダルク 宿輪龍英様をお招きし、「アディクト(薬物依存症)をこえて」というテーマで1時間の講演を頂きました。
  講演では、自身の様々な体験等も交えながら、薬物の怖さや依存性の高さ、また、シンナーなどの薬物の入り口としては、中高校生時の喫煙や飲酒が危険なこともお話しいただきました。講演の最後には、1度でも薬物に手を出してしまうと社会復帰は大変に難しいことから、「誘われても必ず断ることが大切。1度でも許してしまうと、2回目は断れなくなる。」と生徒に呼びかけていただきました。
  講演後には、グループディスカッションを行い、講演から感じたことをグループ内で発表し合うとともに、アディクション(依存症)に陥る危険性について意見交換を行い、薬物に対する危険意識を高めました。
  講師謝辞では生徒会長の新保が、「貴重なお話しを聞き、その場面でどう対応するか考えさせられました。相手が友人でもしっかりと断ることが大切だと思います。」と述べました。

 〜依存症に陥らないために〜
  ・自分のことをしっかり知ること。
  ・正しい知識を身につけること。
  ・常に大切な人、なくしたくない人のことを思い浮かべること。
  ・自分の好きな事・興味のある事を見つけること。
  ・不安な気持ちを一人でかかえないこと。
  ・悩み事があれば、友達や家族など相談できる人をつくる。

 <講話を聞いての生徒の感想(一例)>
  ・講話を聞いて、シンナーについて、自分たちにも依存症になる可能性は十分にあると思いました。
  ・高校を卒業して社会に出たとき、薬物に関わることがあっても、決して手を出さず絶対に断ろうと思いました。
  ・薬物を使っていた本人は、自分の変化に気づかないと言うことに驚きました。
  ・薬物を誘われたら断る勇気と、そのやっている人がやめられるように力になりたい。
   講師の宿輪龍英様
 1時間にわたり、貴重なお話しを講演いただきました。
真剣に聞き入る生徒
 身近な恐怖に、生徒の表情は真剣でした。
個人感想の記入
 講演後、それぞれが感じた感想や宿輪さんに対する質問を書きました。
※右の写真の上にマウスを重ねると写真が拡大されます。 グループディスカッションの様子
 生徒のグループに教員も入って、様々な意見を交換しました。
記入の様子
 グループ内で交換された意見は、ワークシートに記入され、保健室前に掲示されます。