地域から学ぶ参観日~今後も地域ぐるみで子ども達の成長への協力をお願いします
10月24日(火)は妹背牛小学校の「地域参観日」。
毎年この時期に、保護者だけではなく、広く地域の方にも学校の活動をご観覧いただいています。
ほぼ一日中どの学年のどの授業も公開し、来校者の出入りの賑やかな一日となります。
【1・2年:JA北いぶき青年部の皆さんによる食育授業】
地域参観日は、もともとは「郷土妹背牛祭」という名称で地域学習を公開する行事でした。
3~6年生が、総合的な学習の時間に妹背牛町の特色や歴史について調べたことを保護者や地域の方に発表する活動がメインとなっていました。
合わせて地域の様々な方をゲスト・ティーチャーとして招いたことが、現在の「地域参観日」の原型となっています。
【6年:高齢者知恵伝承活動「しめ縄飾りつくり体験」】
現在の地域参観日は、地域から多数の講師の方を招いて、「地域から学ぶ」参観日の性格が強くなっています。
全ての学年に2~3時間、様々な方が訪れ、食育学習、命の授業、しめ縄飾りつくり、ベトナム交流学習、メディア安全教室…等の普段は体験できない活動を行います。
妹背牛町は、学校に大変協力的な方や関係機関が多いからこそ、こうした活動日を実現できます。
【3・5年:助産師さんによる「命の授業」】
過去3年間は新型コロナウィルス感染症拡大防止のために、学校公開の機会も制限をかけざるを得ませんでした。
地域参観日も、地域へ公開することができなくなったのですが、地域の講師の方による授業は続けられました。
地域からの講師の方が増えていき、この日の時間帯の半分以上が外部講師による特色ある授業を実施できるようになりました。
【1・2・4年:地域おこし協力隊による「ベトナム交流活動」】
地域の様々な方々と交流し、町内外の様々な特色や文化を体験することは、とても貴重な体験です。
学校を取り巻く状況の急速な変化の中、学校だけではなく、地域ぐるみで子ども達を育んでいくことが強く求められています。
学校においても、地域から学んだことを生かしながら、調べ学習を続け、今後の参観日等で保護者に発表する機会も設けていきます。
【3~6年:深川警察署生活安全課の方による「メディア安全教室」】
24日の午後からは、中学校の全校生徒と3~6年生が一堂に会し、「小中音楽交流会・仲間づくり集会」を行いました。
コロナ禍によって休止していた活動で、4年ぶりに再開した活動です。
中学生の立派な態度に、小学生達も大きな刺激を受けました。
あらためまして、24日にご観覧いただいた方々、およびご協力いただいた講師の皆様に感謝を申し上げます。
【小中音楽交流会・仲間づくり集会】