令和5年度 学校経営方針
(1)学校経営の基底
「Society5.0時代」が到来し、社会の在り方が劇的に変化するなか、先行き不透明な「予測困難な時代」への対応、また加速する社会のデジタル化・オンライン化・DX化への対応の必要性が叫ばれている。教育の現場にも「予測困難な未来社会を真に自律的に生き、社会の形成に参画するための資質・能力の育成」が求められている。
子ども達一人ひとりが自分のよさや可能性を認識するとともに、あらゆる他者を価値ある存在として尊重し、協同しながら社会的変化を乗り越え、豊かな人生を切り拓き、持続可能な社会の造り手となるよう、学習指導要領の主旨を踏まえ、知・徳・体の3つの資質能力をバランスよく育成することが必要である。そのためにはICT環境も最大限活用し、「個別最適な学び」と「協働的な学び」を充実していくことが重要となる。
我々教職員は、組織一丸となって機動性や柔軟性をもって指導・対応していくことが求められている。我々は、社会に開かれた教育課程の下、教科横断的な視点での教育、主体的・対話的で深い学び等を通し、思考力・判断力・表現力の向上を個々の実態に応じて図る。その基盤として、全ての子ども達にとって学びやすい環境・わかりやすい授業をめざし、学校環境の改善・整備やICT機器の活用を含めた授業改善、個に応じた支援に向けた人員配置等を進める等、教育環境の充実を図る。また、教育は人と人との相互作用から進展する。そこで、学校・家庭・地域の連携の下、地域に根差し、関係者との深い絆で地域ぐるみで子ども達を育てる学校づくりを進める。
そして、全ての子ども達が自信と力をつけることで、笑顔が溢れ、全員が輝く妹背牛小学校を実現し、個が光る教育、個を認める教育、個と個が結び付き集団としての魅力を発揮する学校経営を教職員一丸で推進する。
(2)学校の教育目標
校訓
『強く 正しく 美しく』
教育目標
「志を持ち、心豊かでたくましく、良く学び考える 妹背牛の子」
目指す子供像
- 明るく、心豊かな子
- 心身ともに健康な子
- 良く学び、深く考える子
- 志を持ち未来を切り拓く子
目指す学校像
- 礼節の中に、明るさと潤いのある学校
- 創意と工夫で、生きる力を引き出す学校
- 信頼と連携で、地域とつながる学校
- 未来創造の基盤となる学校
目指す教職員像
- 寄り添い、心豊かに育てる教職員
- 可能性を認め、高め、伸ばす教職員
- 資質向上に努める教職員
- 将来を見据え、未来を切り開く力を育む教職員