妹背牛町立妹背牛小学校
お知らせ

草の根教育実習~4日間子ども達とまっすぐに向き合いました

「草の根教育実習」という北海道教育委員会が主催するプロジェクトがあります。
教職に興味のある大学生が、道内の小中学校に派遣され、3~5日間の実習体験をするという取組です。
妹背牛小学校でも、9月11日(月)~14日の(木)の4日間、一人の実習生がやってきて熱心に活動しました。

実習生としてやってきたのは、函館教育大学2年生の村上葉月さん。
将来は小学校教員になることが目標であり、そのために今回のプロジェクトに志願しました。
村上さんは、来年に数週間に及ぶ正式な教育実習を受けるのですが、その予行演習という心構えもありました。

村上さんは、道外出身であり、札幌より北を訪れたことがなかったそうです。
JRやバスを乗り継ぎ、11時間以上をかけて妹背牛町にやってきて計5日間滞在しました。
はじめての土地でも臆することなく、積極的に行動する村上さんは、真摯に自分の夢に近づこうとする姿勢に溢れていました。

4日間という短い期間でしたが、村上さんは、できる限り全ての学級で子どもと一緒に活動しました。
まっすぐに子ども達と向き合い、熱心に接する村上さんは、いつも子ども達と笑顔で交流していました。
最後は、5・6年生の学級で実際に授業を指導することも体験しました。

<村上先生からのメッセージ>
「1~6年生のみなさん、休み時間や給食の時間、そして廊下ですれ違うとき、何度も「葉月先生」と呼んでもらえたこと、本当にうれしかったです。元気いっぱい、素直で真っすぐに話しかけるみなさん、ありがとうございました。」

意欲的に子ども達と交流し、打ち解けていった村上さんは、先輩の先生方にも熱心に質問をしたり、指導を受けたりしていました。
教職に対する夢と意欲、子どもへの愛情をもった村上さんに接することで、われわれ職員も初心をあらためて思い起こしました。
村上さんのような教職を志す若者が増えていくことは、われわれ教職員の希望そのものです。