妹背牛町立妹背牛小学校
お知らせ

家庭学習強調週間~学習意欲の向上と健康的な生活リズムの定着を目指して

6月8日(木)~14日(水)までは、今年度最初の家庭学習強調週間でした。
中学校の定期テストの時期に合わせ、中学生の兄姉がテスト勉強をしている期間に、小学生も家庭での学習に集中するための取組です。
6月・11月・2月の計3回実施し、家庭学習の習慣化と学習意欲向上を図るのが目的です。


【家庭学習強調週間後も、みんな頑張って取り組んでいます】

家庭学習強調週間に合わせ、子ども達は目標シートに学習内容と目標時間を記入します。
期間後に振り返ることで、自分の頑張りや成長を確かめるためです。
今年は、この取組シートに新たに「テレビやゲーム、ウェブなどの時間」も設定することになりました。


【家庭学習目標シート:子ども自身が目標を決め、どれだけ頑張れたかを振り返ります】

妹背牛小学校では、以前からテレビやゲーム、youtubeなどのメディアに接する時間が増え、生活リズムが不規則になりがちな傾向が見られました。
昨年度の調査では、「1日2時間以上メディアに接する」と回答した児童が6割近い結果となりました。
保護者アンケートでも、メディアの接し方について危惧を抱かれるご意見が幾つか寄せられました。


【今回1年生は目標シートは使いませんでしたが、毎日宿題を頑張りました】

家庭学習に集中するためには、1日の過ごし方について計画的に考えていく必要があります。
学習だけではなく、メディアの時間を含め、規則的で健康的な生活リズムを身につけるきっかけとしてほしい。
そんな願いを込め、今年度から家庭学習強調週間は、PTAの取組としても子どもや家庭に呼びかけています。


【家庭学習の良い取り組み方を掲示し、お互いに参考にしている学年もあります】

期間後の目標シートの反省では、各学年の目標時間(10分×学年+10分)に達したのは全体の55%程度。
昨年度最後の目標時間達成率が46%程度でしたので、期間中に意識して努力する子が増えています。
また、メディアに接する時間は、平均して90分程度となり、規則正しい生活リズムを心がけるきっかけとなりました。


【多くの学年で漢字テストの時期であり、家庭学習期強調週間を利用して練習を頑張った子がたくさんいました】

昨年度に比べて、自分で立てた目標を達成しようと、意識的に努力した子が増えました。
ご家庭の声かけやご支援がたくさんあったからこその成果であり、あらためましてお礼を申し上げます。
今後も学力向上と健康的な生活習慣の定着のため、学校-家庭との連携を深めていけるようお願いいたします。


【これからも学習内容の定着と自信につながるよう家庭学習の呼びかけを続けます】