妹背牛町ふるさと学習～農業体験活動など貴重な地域学習を続けています

５月２４日（水）に、３・４・５年生がふれあい農園で田植え体験活動を行いました。
もともとの計画では２２日（月）に行う予定でしたが、この日は気温も低く天候不良が予想されていましたので、２日後に延期しての実施となりました。
延期した日は、晴れ渡った快晴のもと、絶好のコンディションで田植えを行うことができました。

【５／２４　田植え体験１】

一面に水を湛えた田んぼの中に足を踏み入れ、独特の感触に子ども達は思わず声をあげます。
カエルや虫を見つけて悲鳴を出す子がいたり、逆に興奮する子がいたり…。
やがて作業に慣れてくると、どの子もどんどん稲の苗を植えていきました。

【５／２４　田植え体験２】

作業後の子ども達の感想は「楽しかった！」という意見ばかりでした。その他にも…
「色んな人の工夫があることがわかりました。」
「（これからは）ごはんを残さず食べようと思いました。」
「この後の稲刈りや脱穀が楽しみです。」…等々の意見が出てきました。

【R4　９／１２稲刈り体験】

妹背牛町は、道内でも有数の米どころであり、農業は地域の重要な産業となっています。
こうした地域の特色を実際に体験しながら学ぶ「ふるさと学習」は、とても重要な活動です。
自分が育った町に愛着と誇りをもち、地域の将来を考えていくことは、子ども達自身が成長していく豊かな土壌となるからです。

【R3　１０／２１脱穀体験】

地域の様々な関係機関の協力・支援のおかげで、年間を通じて全学年で一貫した「ふるさと学習」を行っています。
ふるさと農園での農作業体験では、１・２年生のいも・とうもろこし栽培とイチゴ狩り、３～５年生が稲作体験をしています。
収穫した美味しい作物は、実際に食べたり、お家に持ち帰ったりもしています。

【R3　６／２１イチゴ狩り】

１０月に行われる地域参観日では、ＪＡ妹背牛青年部の方を講師に招いて、地元の農業をテーマにした食育学習を行っています。
また、同日に６年生が社会福祉協議会の協力のもと、高齢者知恵伝承事業として「しめ縄飾り」を制作します。
こうした地域の方々のご協力のおかげで、昨年は６年生が町づくりのアイデアを自分達で話し合い、妹背牛町のＰＲポスターやパンフレットを制作することができました。
関係する様々な方々に感謝申し上げるとともに、今後も地域ぐるみで妹背牛の子ども達を育てるご協力をお願い致します。

【R4　１０／２５高齢者知恵伝承事業「しめ縄づくり」体験】