卒業生22名が未来へのパスポートを受け取り立派に巣立ちました
3月17日(金)は妹背牛小学校の第52回卒業証書授与式でした。
式辞の中で、学校長は「卒業証書はそれぞれの6年間の努力の証であり、未来に向かって進んでいくためのいわばパスポートです」というお話をしました。
卒業生22名は、「未来へのパスポート」を手に全員が立派に小学校を巣立っていきました。
会場の換気や、可能な限りの式の短縮など、感染防止対策は必要でしたが、今年から3年生生以上の在校生も参加することになりました。
卒業生だけではなく、在校生も立派な態度で式に参加しており、特に卒業生への呼びかけの言葉は、はっきりと大きな声で響きました。
卒業生も、全員で「最後の思い出を一緒に作ろう」とこの日の準備を続け、気持ちが一つにまとまった感動的な式となりました。
ご来賓の方々からも、大変思いのこもったお祝いの言葉をいただきました。
田中町長様は、前日のWBC日本チームの試合を例に「思い自体はなかなか見えませんが、思いやりの行動ははっきりと見えます」というメッセージを贈っていただきました。
PTA会長様は、この3年間の感染防止対策で学校行事や活動が中止・縮小された日々を乗り越え、卒業式にたどり着いた卒業生を力強く励ましていただきました。
在校生や、ご来賓の方々からの言葉を聞く卒業生の眼差しは真剣そのものでした。
また、卒業生も、自分達を支えてくれた全ての方達へのお礼と、自分達が築き上げてきた仲間の絆を言葉と合唱でしっかりと伝えました。
卒業生も、送り出す在校生・職員・ご家族・ご来賓の方々も、全ての思いが伝わり合い、涙あふれる卒業式となりました。
この6年間を振り返ると、子ども達はもちろん、ご家庭・地域の方々には、学校の教育活動に様々なご理解・ご協力を賜りました。
卒業式の後にも、学年役員さん達を中心に、たくさんのご家族が協力し、卒業生の成長の軌跡を伝えるスライドショー等の「卒業を祝う会」を開催していただきました。
この場を借りまして、あらためてお礼を申し上げます。
最後に、6年1組の担任が、卒業生達にお別れの挨拶をした内容をお伝えします。
「卒業証書を丸めてのぞくと、何が見えると思いますか?
あなた達の未来が見えます。
あなた達の未来はあなた達だけのものです。
もし、この後、うまくいかない時や自信をなくした時は、先生のことを思い出してください。
先生は、これまでみんなを『大丈夫。ちゃんとやれてるよ。がんばっているよ。』と言ってきました。
その言葉を思い出して、未来へ歩み出す勇気につなげてほしいです。」