妹背牛町立妹背牛小学校
お知らせ

卒業式~思いやりの心を忘れず未来を築いていけるように~

3月16日(土)は、妹背牛小学校の第53回卒業証書授与式が行われました。
入学して以来6年間、授業日数1194日の小学校生活が、この日修了しました。
保護者、ご来賓、在校生、職員に見守られて、卒業生が小学校を立派に巣立っていきました。

この6年間は、年号が変わり、コロナ禍等、社会的にも激動の時代でした。
現在の6年生は、感染防止対策から最も行事や活動を制限、場合によっては中止等を経験せざるを得ない世代でした。
そして、ようやく今回の卒業式から4年ぶりに参加者や時間も制限しない式となりました。

しかし、2月終わり頃からお休みする子が増えていき、学校内は油断できない状況となりました。
卒業式の全校練習も、感染拡大防止のためリモートで行わざるを得なくなりました。
当日も、残念ながら予定通りに全校児童そろっての卒業式とはなりませんでした。

そのような状況の中、在校生は卒業生をお祝いし、送り出そうとする気持ちを伝えようと、呼びかけの言葉も合唱も精一杯がんばりました。
卒業生達も、凛とした態度で式に挑み、素晴らしいお別れの言葉と合唱を披露しました。
卒業生の合唱曲「旅立ちの日」が終わった後、会場は大きな拍手に包まれました。

なかなか計画通りに練習や準備が進まなかったにも関わらず、卒業生も在校生も気持ちを合わせて卒業式をつくり上げました。
過去数年間もの間、感染防止対策から分断が続いた日々を乗り越えたゴールに相応しい卒業式となりました。
式が終わった後には、4年ぶりに在校生・職員・保護者の方達で卒業生を玄関まで拍手で見送ることができました。

卒業式の後、教室に戻った際に、担任は卒業生たちに最後のはなむけの言葉を贈りました。
未来は自分が決断しつくっていくことや、思いやりの大切さについてのメッセージです。
これからも、妹背牛小学校全校児童と職員は、思いやりの心を忘れずに力強く自分達の夢を実現できるよう卒業生20名を応援し続けます。