子ども達が夢や希望を実現するために~これからも地域とのつながりを大切にしていきます
今年度、学校運営協議会が3年ぶりに再開されました。
学校運営協議会とは、地域と一体となって特色ある学校づくりを進める「コミュニティ・スクール」の中心となる会議です。
過去2年間は、コロナ禍による感染防止対策のため開催することができませんでした。
【学校評価委員さんによる学校訪問も、学校運営協議会の活動の一つです(2月22日)】
会議の席上で、小学校から一つの話題を提供しました。
学校だよりでも話題としましたが、アンケート等から「将来への夢や希望を抱いている」児童の割合が低下しているということです。
現在は、社会的状況も急激に変化していることから、未来の社会の具体的なイメージが抱きづらいということも影響していると考えられます。
【6年生卒業制作「未来の自分」】
会議の場では、学校評価委員の方から「外部の多様な方のお話を聞いたり、学校外の活動に参加したりすることが、将来への展望を広げる機会になるのでは」というご意見をいただきました。
学校としても全く同意見です。
こうした体験は、中学校で行っている職業体験学習にもつながっていきます。
【農業体験学習:4年生脱穀体験(10月18日)】
妹背牛町は、学校への地域のご協力がとても積極的な地域です。
これまでも、ふれあい農園や、JA、地域おこし協力隊、社会福祉協議会、役場の各部署…等々と様々な方々が講師を努めていただいたり、活動する機会を設けていただきました。
地域で活動する様々な方々と交流し合うことで、これからの地域社会の担い手となる子ども達に刺激を与えることは、正にコミュニティ・スクールの目指すべき方向です。
【地域おこし協力隊による1年生ベトナム交流活動(10月24日)】
2月26日(月)に6年生を対象とした「同窓会入会式」が行われました。
同窓会長様より、妹背牛小学校が120年以上の歴史をもち、1万人以上の卒業生を輩出しているお話を聞きました。
町に唯一の小学校であり、町民のたくさんの方々が同窓生であることも、学校へのご支援・ご協力の絆となっていることを実感しています。
【6年生同窓会入会式(2月26日)】
同窓会入会式では、6年生1人ひとりが記念の品をタイムカプセルに保管しました。
タイムカプセルは、町が毎年開催している「20歳を祝う会」にて開封され、小学校時代の思い出を語り合う場となります。
8年後に卒業生達が、自らの夢や希望を実現する道を見い出し、笑顔で再会できるよう、これからも学校は地域とともに見守り応援し続けます。
【今年度最後の参観日:6年生「感謝を伝える会」(2月27日)】