<令和6年度 後期の教育活動>
妹背牛町立妹背牛中学校 校長 渡 邉 現(わたなべげん)
(校訓)
■ 公正 明朗 剛健 ■
10月15日に、後期の教育活動がスタートしました。
(教育目標)
・確かな学力を身につける生徒
・正しい判断と強い意志で行動する生徒
・たくましい身体をつくりスポーツを楽しむ生徒
・豊かな心情をもち社会に参加する生徒
この教育目標は、本校が目指す生徒の姿そのものをまさに表しています。4月より、生徒とは折に触れて「公正・明朗・剛健」の校訓と照らして教育目標の具体を共有してきたところです。中でも、「剛健」に関わっては、「発揮する」を具体のキーワードとして生徒と共有する場面がたくさんありました。
「どうせむり。私なんて…。と自分を決して見下さないでください。または、あいつのせいだ、と頑張れない自分を他人事にしないでください。発揮するためには、自分事として、ねらいを定めることが肝要です。良さを発揮している自分のことを、良さを発揮している友達のことを、お互いに称え合おう。」
と、その時々に照らして話題にしてきました。
生徒は、学校祭、体育祭、テスト、部活、旅行的行事、などなど、前期のコアとする様々なカリキュラムの各場面で「発揮する」を自分事として見つめて、大いに成長しています。
質の高い学びを保障する学校であるよう、後期の学校経営では「確かな学力の育成」「豊かな心の育成」「健やかな体の育成」「信頼される学校づくり」を後期の基本方針に据えました。
後期は、「発揮する」を重点目標に掲げて、学校を運営いたします。
それぞれ、次の方策を後期の重点とします。
1確かな学力の育成
■日常授業を強化する■
・「授業づくりの基本」を素地に、日常授業を強化する
2 豊かな心の育成
■組織での生徒指導を貫き続ける■
・決して見逃さない、見過ごさない組織的生徒指導を貫く
・生徒の立場に立って捉えた発達支持的生徒指導を貫く
3 健やかな体の育成
■生活リズム改善の方策を立てて、着手する■
・生活リズム・家庭学習習慣を改善するよう具体策を立て着手する
4 信頼される学校づくり
■丁寧な進路指導を進める■
・進学・進級を目線に生徒・保護者と丁寧な進路指導を進める
■小中連携の場面を開拓する■
・「9年間の教育」で捉えて連携できる場面の開拓をする
■コミュニティ・スクールである学校での充実を進める■
・学校評価アンケートを学校経営の強化に生かす
■働き方改革を見える化する■
・現在行っている働き方改革に通じた取組を整理する
子供が人生の意義を見出し将来にわたる幸福を実現できるよう、妹背牛中学校は、地域の核となって教育の改革を加速していく存在でなければならないと自覚します。
私は、妹背牛中学校が子供の成長実感を基にして子供も教職員も保護者も地域住民もだれもが「我が学校」として誇れる学校でありたい、と願っております。
教職員一同、保護者のみなさま、地域のみなさまと力を合わせて、本校の教育目標「確かな学力を身につける生徒」「正しい判断と強い意志で行動する生徒」「たくましい身体をつくりスポーツを楽しむ生徒」「豊かな心情をもち社会に参加する生徒」を具現化するために尽力いたします。
令和6年10月