3年生へ~校長講話~
公立高校入選が終わった次の日7日(木)に、3年生と2時間の授業の時間をもらい、昨年も実施した活ホタテの解剖観察をしました。コロナ禍ということもあり、理科の時間に解剖実験・観察をしてきた経験がほとんどなかったそうです。
このような時間はめったになく、最初で最後の時間と思い、まずは私自身の自己紹介から。その後、動物の分類を確認し(ホタテガイは無脊椎動物の軟体動物、二枚貝綱)、ホタテガイについてのクイズを何問か出しながら、実際の活きているホタテガイを観察しました。
貝の開き方や、開いた後の体の各箇所の観察をしました。ヘラを使って貝を開くのですが、活きているので貝が急に閉じて、ヘラが挟まった状態になったりみんなドキドキしながら、生き生きした表情でホタテガイに注目していました。
新鮮な状態だったので、観察後に貝柱と外套膜(ミミとよばれています)をバター焼きにしてごちそうになりました。
地球上の生物は『子孫を残す』ことを究極の目的として生きています。地球誕生から46億年経っている今も、その頃から命は繋がっています。そんな生命の連続性や、命の大切さを改めて感じてほしい、という願いをこめて2時間の授業に付き合っていただきました。楽しい時間でした。3年生の皆さん、ありがとうございました。