3月 校長室より

その名床しき妹背牛の 稔りの風もさわやかに
校 長 渡 邉 現
本日が令和6年度の最終登校日です。1・2年生には204日、3年生には197日が今年度の授業日数でした。今年度は、臨時休業をすることなく1年の教育活動を終えることができました。
去る3月12日(水)は78回目の卒業証書授与式でした。御来賓として田中町長様をはじめ、廣田町議会議長様、渡辺町議会副議長様、廣澤教育長様、ほか多数の御来賓の皆様と保護者の皆様の御来校をいただき、励ましの言葉など心温まる祝福を頂戴して19名の3年生は妹背牛中学校を巣立ちました。
卒業を間近に控えた3月7日(金)には、向井同窓会長の御臨席のもとで同窓会入会式が開かれました。同窓会会員は、3年生の19名が加わり7,985名を数えます(当然ながら、今年度の卒業生一人一人の卒業証書番号は、この数のあたりです)。同窓生の7,985名の中には、世界で活躍している著名人も多数いらっしゃいます。校舎内の「夢劇場」のスペースには先輩の活躍を今も記録に残します。先日、学校にいらっしゃった方に本校の卒業生の方がいました。参観いただいた音楽の授業では校歌の練習をしていたのですが、校歌はいつまでも体に染みついているものなのでしょう。授業をしていた1年生と一緒に歌ってくださいました。一緒に校歌を歌える仲間であること、うらやましく感じました。そして、こうして世代は全く違うけれどもともに校歌を歌える同窓生であること、同じく妹背牛中学校で学んだ仲間であるということは、なんて素敵なことなのだろうと感じました。
改めまして、保護者の皆様、地域の皆様には、この1年間、本校の教育活動へのご理解とご協力をいただき、誠にありがとうございました。令和7年度は、4月7日(月)が始業です。次年度につきましても、引き続きご支援、ご協力をいただきますようお願い申し上げます。
↓離任式——卒業生も駆けつけました—歌声での惜別